自殺島の口コミ

自殺島の口コミ・レビュー

自殺志願者だけが暮らす自殺島が面白すぎる

 

青年コミックで連載中の作品の中で異色を放っているのが「自殺島」である。
主人公のセイは将来に何の希望も見出だせない虚無な毎日を送っていた若者だった。そんな毎日から抜け出す為に自殺を図るが、目を覚ますと自殺志願者だけが集まる無人島に強制的に送られていた。

 

他にも多くの志願者らが送られてきており、彼らは生きるために協力しあってサバイバル生活を始める。リーダーとして皆をまとめるリョウ、理性的で合理主義のスギ、自分の性を生きる手段に利用するナオ、農家出身でその知識を始めて人の役に立たせることができたノボルなど多くの人間が団結するが、彼らは当然自殺志願者。それぞれに闇があり違った問題を抱えている。
島内は「生きようと努力する者」と「諦めて逝く者」、そして「諦めて無法を繰り返す者」に別れ、次第に混乱が広がっていく。また、食料不足もその混乱に拍車をかけていた。

 

そんな時セイは、生きるため、変わるため、そして仲間達を守るため、自ら弓を作り一人で暗闇のジャングルへ生き、鹿狩りすることを決意する。
死を望むものが生きるために行動し、自らの弱さと向き合い始め、変わっていく。そのような人間ドラマがこの作品は非常に細かく描かれており、物語の中に吸い込まれていく。

 

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