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幽遊白書の戸愚呂(弟)のカッコ良さ

 

少年ジャンプで登場大人気だったアニメ、幽遊白書。主人公の浦飯ゆうすけが霊界探偵となり、桑原、比影、蔵馬らと共に次々と襲いかかってくる妖怪たちを倒していく物語である。そんな彼らは暗黒武術会という闇の殺戮ゲームに招待され、ついに決勝戦まで進む。

 

最後の相手は宿命の敵、戸愚呂(弟)。彼は浦飯達を武術会に招待した張本人であり、ゆうすけの師、玄海とは遠い昔仲間としてこの武術会に参加し、優勝した過去がある。戸愚呂はその時、優勝した商品として人間から妖怪に転生し、仲間の反対を押しきり、歳を取らず衰えない肉体を手に入れた。

 

戸愚呂はそれから50年もの間、仲間を捨て、人間としての自分を捨て、ただ孤独に強さのみを求め続けた。そんな彼が始めて全力を出すに値する相手だと認めたのが浦飯ゆうすけである。

 

相手の力を引き出すために悪役を演じ続け、全てを犠牲にし続けてきた戸愚呂は結局、自分のもてる最大以上の力を出しきり力尽きた。浦飯ゆうすけは戸愚呂とは正反対に、力を得ても犠牲を作らず、何も失わない選択をした男であり、戸愚呂は、そんな浦飯の様な男に倒されるのをずっと待っていたのではないだろうか。戸愚呂とは、敵ではあるがそんな風にあれこれと考え、感情移入してしまうような魅力溢れるキャラクターである。

 
 
 

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